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ファインレジン

ファインレジン
ファインレジン (N-Methoxymethylated Polyamide)は弊社独自の技術により、線状ナイロン樹脂のアミド基の窒素の一部にメトキシメチル基を導入してアルコール可溶に変性したポリアミド樹脂で、広範囲な用途開発が期待されます。
6-ナイロンに対して炭素が2個増えることから、別名 『タイプ8ナイロン』 とも呼ばれています。
このように、ナイロン樹脂のアミド基にメトキシメチル基を導入することで、アミド基の水素結合が減少し、ナイロンの結晶性が低下するため、溶剤への溶解性が増し、柔らかなゴム弾性のある樹脂となります。
メトキシメチル化率(MM化率)により溶解性や樹脂の物性は変化し、MM化率18mol%以下では、メタノールに溶解せず、MM化率が高いほどメタノール溶液の安定性は高くなります。
ファインレジンの標準MM化率は 約30mol%に設定しております。
 
ファインレジン

ファインレジン(FINE RESIN)の特長

  • メタノール、エタノールなどの低級アルコールには容易に溶けますが、ケトン、エステル、などの石油系溶剤には溶けません。
  • 樹脂は軟らかく、吸湿性があるため風合いのよい高透湿性の仕上がりが得られます。
  • 溶解性パラメーターが大きいため、耐溶剤性のすぐれたコーティング膜が得られます。
  • 得られた皮膜は、高いガスバリヤー性を有します。
  • 主鎖に懸架したメトキシメチル基は、縮合して分子間架橋するので、耐溶剤性や弾性が更に向上します。

ファインレジン 技術資料

技術資料

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当社はナイロン変性反応の特殊技術製法、各種粉体処理加工、各種溶液反応加工を得意技術としています。
鉛市,アルコール可溶性ナイロン,N-メトキシメチル化ナイロン,ファインレジン,粉体処理加工,溶液反応加工

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